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自作パソコンとその他もろもろの、ヨモヤマバナシです。

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 前回は、Linuxを入れ替えた「玄箱」にsambaをインストールしてNASを再構築したよ、というハナシでした。

 でも、玄箱ってもともとNAS組み立てキットとして販売されているワケですから、なんのことはない、ふりだしに戻っただけです。

 ミもフタもないですが、事実です。

 では、なぜ、わざわざLinuxを入れ替えたのか。

 その理由は、別に購入したAVeL LinkPlayerにあります。

 AVeL LinkPlayerとは、アイ・オー・データから発売されている、いわゆるネットワークプレーヤーでして、LANで接続されたPC等に記録されている動画や音楽、画像を再生/表示でき、それ単体でもDVD/CDプレーヤとして動作し、さらにDVD-RやCD-Rなどに記録されたMPEG、DivX、WMVなどの圧縮映像、MP3、WMA、OGGなどの圧縮音楽を再生でき、それどころか本体のUSB2.0ポートにUSB HDDやUSBメモリなどの機器を繋ぐとそこからも同様の映像や音楽を再生したり、デジカメで撮った写真をテレビで観たりできるというスグレモノ製品です。

 WMVが再生できるようになったのは上記でリンクしている新型機「AVLP2/DVDシリーズ」からです。
 実は、前から欲しかった製品なんでいろいろ調べたりしてたんですが、MWV対応を期に購入に踏み切ったのでした。

 ただし、LAN上にあるPCならどのPCのHDDからでも再生/表示できるわけではなく、サーバ・ソフトウェアが動作しているPCで正しく設定されたフォルダ以下のファイルのみが公開される仕様となっています。

 サーバ・ソフトウェアなしでそれができたら、それは「便利」ではなく「セキュリティホール」と呼ぶべきです。

 さて、AVeL LinkPlayerにも専用のサーバ・ソフトウェア「AVeL Link Server」があり、本体添付のCD-ROMに収録されています。

 でも、いかんせんWindows専用なので、玄箱では利用できません。

 しかし、世の中、捨てたもんじゃありません。
 MediaWizというハードウェア向けに開発されたwizdというLinuxで動作するサーバ・ソフトウェア(フリーヽ(´ー`)ノ)がAVeL LinkPlayerで利用できるのです。

 実際は逆で、wizdで使えるからAVeL LinkPlayerを買ったんです。
 つまり、玄箱とAVeL LinkPlayerは、購入時期こそ若干ズレているものの、私の中ではセット商品という位置づけにあります。

 さて、wizdのインストールは、さすがにapt-getというワケにはいきません。
 とはいえ、ここまでLinuxに慣れた私にはお茶の子さいさいですけど。ふふん!

 な~んちゃって。サザンビーチさんとこのページを目を皿のようにして見ながら設定したんですけどね。

 まずは、PC側で必要なファイルをダウンロードし、玄箱内の共有フォルダに転送します。

 おっと、dselectで、gcc、glibcそしてmakeをインストールしておかなきゃ。
 (ソースをコンパイルしますからね)。

 準備ができたら作業開始です。

KURO-BOX:$ su -            ← ルートになって
password:KURO-BOX:# cd /usr/local   ← インストールフォルダに移動
KURO-BOX:# tar zxvf /mnt/share/wizd_0_12.tar.gz  ← 解凍
-- 進行状況がゾロゾロ表示されますが省略 --
KURO-BOX:# mv wizd_0_12 wizd ← ディレクトリ名を変更して
KURO-BOX:# cd wizd           ← wizdディレクトリへ移動し、
KURO-BOX:# make cleanKURO-BOX:# make           ← コンパイル
-- 進行状況がドバドバ表示されますが省略 --

 次に、wizd.confを自分の環境に合わせて書き換えます。

KURO-BOX:# vi wizd.conf

 viは以前も登場しましたが、そのときはほとんど説明せずにいましたので、ここでちょこっと説明しておきましょう。

 viというのは、Linux初心者がぶつかる最初の関門であり、ドシンと立ちはだかる壁であって、Linuxユーザを淘汰するためにあるとしか思えないくらい操作体系がユニークなテキストエディタです。

 玄箱のような入出力機器を持たないハードウェアの場合、他のPCで動作するターミナル・エミュレータなどを使って操作しますので、そういう地味な環境ではviのような地味なエディタのほうが確実に使えるから覚えておくと損はないのだということで、Linux入門系の文章には必ずといっていいほど出てくる、使い勝手のステキなテキストエディタです。

 実際、慣れたら苦にならなくなってしまいました。
 染まってしまったのかもしれません。

 修正するのは2箇所です。

 まずは公開フォルダの設定。
 とりあえず、玄箱の公開フォルダにWindows側でDisclosedというフォルダを作成し、そこに音楽/映像系のファイルを保存することにしましたので、そこを起点に公開するように書き換えました。

document_root  /mnt/share/Disclosed

 ちなみに、AVeL LinkPlayerで公開しないファイルは、Disclosedと同じ階層に作成したUndisclosedフォルダの中に保存することにしました。
 共有フォルダのくせにUndisclosedってのも変ですが、ということで(苦笑)。

 次はスキンフォルダの設定です。
 AVeL LinkPlayerからwizdへアクセスしたときに教示される画面の設定ファイルを保存するフォルダです。
 wizdのインストールフォルダにあわせて変更しておきます。

skin_root      /usr/local/wizd/skin

 wizd.confを上書き保存して終了したら、次は、wizdを自動起動できるように設定します。

KURO-BOX:# cd /etc/init.d/
KURO-BOX:# vi wizd

 ちなみに、こっちのwizdはテキストファイルで、

#!/bin/sh
/usr/local/wizd/wizd
exit 0

 と打ち込んで保存、終了します。
 Windowsのバッチファイルみたいなもん(「シェル・スクリプト」と呼ばれます)ですね。

 Linuxでシェル・スクリプトを実行するには、シェル・スクリプトのファイルのパーミッションを「実行可能」にしておかないと実行できません。

KURO-BOX:# chmod 755 wizd

 以上で完了です。

 動作するか確認してみましょう。

KURO-BOX:# ./wizd
wizd 0.12f start.config '/usr/local/wizd/wizd.conf' open.
(省略)

 ./wizdの ./ は“カレントディレクトリの”という意味です。
 Linuxでは普通、Windowsと違ってカレントディレクトリにパスは通っていません。
 そのため、WindowsのコマンドプロンプトやMS-DOSの感覚で実行ファイル名だけ打ってエラーを食らわされることもしばしばです。

 特に、パスが通っているディレクトリとカレントディレクトリに同名の実行ファイルがある場合に、./ を打ち忘れた場合には、パスの通っている方の実行ファイルが実行されてしまいますので注意しましょう。

 AVeL LinkPlayerの電源を入れて、動作確認をします。

 「サーバーの追加」でAVeL LinkPlayerに玄箱のIPアドレスを登録して・・・と、

 じゃじゃーん、出ました。

 リモコンがAVeL LinkPlayerとMediaWizでは結構違うのでどうなることか思っていましたが、違和感もほとんど感じられない操作ができてます。

 おっと、コレだけではwizdは自動起動しませせん。
 玄箱を再起動してもwizdが自動起動されるようにするには、/etx/rc2.dの中に先ほど作ったシェル・スクリプト(/etc/init.d/wizd)へのシンボリックリンクをS99wizdという名前で登録します。

KURO-BOX:# cd /etc/rc.d/rc2.d
KURO-BOX:# ln -s ../init.d/wizd S99wizd

 念のために、玄箱を再起動して確認・・・・・・ばっちし!

 玄箱のメディア・サーバー化は大成功でした。

初出:2004/12/20
加筆:2005/09/11

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